2013年6月19日水曜日

不動産の売却時期を決める

不動産を売りたい人は決まって「より高く、より早く」という希望を持っています。しかし、誰もが必ず思うことですが、なかなか叶えることができないのが「より高く、より早く」です。

早く売ろうと思えば価格を安くしなければいけませんし、高く売ろうと思えば時間がかかります。売却時期があいまいだと不動産会社の人も価格を決めるときに良いアドバイスができないですし、最後の最後にあせってしまってものすごい安く売らざるを得ないような時もあります。

まずは、売却の時期を考えましょう。

例えば、「○月○日には引越しをするからその日までには売却手続きを終わらせたい」とか、「お金の都合で○月○日までには売却してお金がほしい」とか不動産を売却する人にはそれぞれ都合があると思います。もし、急いでいなくてもなんとなくの希望があればそれはそれでスケジュールを組み立てていきましょう。

ここで決めなければいけないのは、「価格を取るか」「時期を取るか」ということです。さすがに一ヶ月で売却したいという場合は、相場よりかなり値段を下げないと難しいでしょう。不動産の取引は、最初に話しを持ち込んだ不動産会社が自分たちのお客さんに物件を紹介して、それでもお客さんがつかなければその不動産会社が別の不動産会社に持ち込んで話しが広がって行きます。

ですので、相場より価格が安ければいろんな人が一生懸命動きますが、逆に相場より高く売ろうとすると、よっぽどそこが欲しいお客さんにしか売れないので、売却までの時間がかかります。


もし、高く売りたいと思うのであれば「3ヶ月以上」は覚悟した方が良いです。

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